本が好きだからってのもありますが、本に偶発的に出会える場を仙台に作りたかったというのが本を取り扱う理由です。
仙台駅周辺にあった大型書店は一時期4店舗ありました。
それが今では1店舗のみです。
仙台の街中と言える場所にあった中型書店は2店舗も減りました。
僕は書店を歩いている時にふと目に入ってくる本との出会いが好きです。
ネット販売の「あなたにオススメ」みたいな自分に関連付けられた本ではなく、本当に偶発的に出会う本。
新刊じゃない、そこで働く店員が考えた平置きや面陳列にもグッとくるものがあります。
書店が減り、さらに続けている書店からも本が減っている現状では、その出会いの確率は下がったように感じます。
だからせめて、微々たるものだとしてもその確率を上げるために本を取り扱っています。
ネット販売や電子書籍の普及は書店に大きな影響を与えました。
その利便性を僕も享受しています。
だけど書店にもよく足を運びます。
それは本当の出会いがあるからです。
アウトドアショップなのでアウトドア関連の本が多いですが、僕なりに考えた本を現時点(2023年11月)で80冊以上取り扱っています。
弊店が本との出会いに繋がれば嬉しいです。
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