物件を探しながら内装工事の手伝いもしていました。
工事現場の親方からいろいろと教えてもらいました。
その中で技術とはまた違った、それでもとても役に立った教えがあります。
内装工事をお願いする立場として
・現場に出来る限り顔を出す
・現場に行けない場合はいつでも電話に出られるようにしておく
工事をを依頼する段階で、どれだけ入念に打ち合わせをしても工事を進めていく中で打ち合わせ通りにいかない場合があります。
例えば天井を解体してみたら高い梁が出てきたとか、配管の関係で厨房の床を予定より高くしないといけないとか。
「何かあればお電話します。ただ、他の業者との兼ね合いもありますので連絡がつかない場合はこちらの判断で進めます」
飲食店の内装工事であれば電気、水道、ガスなどの業者ともスケジュールを合わせながら進めなければいけないので、その時の親方はそういうスタンスでした。
これはあくまで個人でやるレベルの飲食店や小売店の内装の話ですし、人によっては予想外のことがあっても確認せずに独断で工事を進める場合もありえます。
現場に出来る限り顔を出して業者とコミュニケーションを取ることは、そういった予想外に対して業者任せではなく自分でも判断する機会が増えることに繋がると思います。
もちろん、すぐに電話に出られるようにしておくのもすごく大事です。
そして、これは役立ったというか自分も内装工事を手伝ってみてわかった事なのですが、、、
10時に休憩することが多いようです。
缶コーヒーの差し入れは喜ばれます。
必要経費とかではなく、感謝としての缶コーヒーは嬉しいものです。
製薬会社の工場とか商業施設などの大規模な工事もそうだと思うのですが、個人でやるような小さなお店になればなるほど、やっぱり人対人のコミュニケーションが大事です。
お金を払っているんだから、ちゃんとやるのは当たり前だろ!
その考えは正しいです。
だけど、長く続けたい自分のお店を自分事として内装から関わった方が正しさとか関係なく楽しいです。
もしかしたら自宅のリフォームやリノベーションなどでも 現場に顔を出すのは大事なのかもしれません。
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